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【種別】 仮面ライダー 仮面ライダー電王 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー電王(平成第8作) 【名前】 仮面ライダー電王 超クライマックスフォーム 【よみがな】 かめんらいだーでんおう ちょうくらいまっくすふぉーむ 【変身】 野上良太郎(少年)(鬼ヶ島の戦艦) モモタロス(完結編) 【身長】 190センチ 【体重】 125キロ 【パンチ力】 8トン 【キック力】 10トン 【ジャンプ力】 ひと跳び50メートル 【走力】 100メートルを約3.8秒 【9つの世界】 電王の世界(鬼ヶ島の戦艦) 【新たな世界】 ライダー大戦の世界(完結編) 【声の出演】 関俊彦 (オリジナルキャスト) 遊佐浩二 (オリジナルキャスト) てらそままさき (オリジナルキャスト) 鈴村健一 (オリジナルキャスト) 三木眞一郎 (オリジナルキャスト) 溝口琢矢 (オリジナルキャスト) 【スーツアクター】 高岩成二 (JAE) 【登場話】 劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 劇場版 仮面ライダーディケイド 完結編 【変身フォーム】 仮面ライダー電王仮面ライダー電王 プラットフォーム 仮面ライダー電王 ソードフォーム 仮面ライダー電王 ロッドフォーム 仮面ライダー電王 アックスフォーム 仮面ライダー電王 ガンフォーム 仮面ライダー電王 ライナーフォーム 仮面ライダー電王 ウイングフォーム 仮面ライダー電王 超クライマックスフォーム 【特徴】 電王のフォームの一種。「モモタロス」「ウラタロス」「キンタロス」「リュウタロス」の4体のイマジンに加え、更に「ジーク」が憑依したことによって誕生した形態。5体のイマジンの力を纏ったフォームであり、「超・電王」とも呼ばれる、電王の最強形態。 形状は「クライマックスフォーム」の背中に、羽を模した「ウイングフォーム」の電仮面が追加され、額のOシグナルにはWを模したパーツが追加されている。ウイングフォームの力を得たことで機動力ではクライマックスフォームを上回り、飛行能力を持っている。 必殺技は50トンの威力を持つ「超ボイスターズキック」。 合計6人という大勢の人格が宿っているフォームであるが、完結編では「仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム」の力で「ソードフォーム」から二段変身したため、人格はモモタロスのみで、武器も「デンガッシャー ソードモード」を使用していた。 なおこの二段変身の際、ディケイドライバーは「スーパークライマックス」という音声を発したが、本来の読みは「ちょうクライマックス」。 【関連するページ】 カメンライド カメンライド スーパークライマックス 仮面ライダー電王 仮面ライダー電王 アックスフォーム 仮面ライダー電王 ウイングフォーム 仮面ライダー電王 ガンフォーム 仮面ライダー電王 ソードフォーム 仮面ライダー電王 プラットフォーム 仮面ライダー電王 ライナーフォーム 仮面ライダー電王 ロッドフォーム 完結編登場ライダー 超ボイスターズキック
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第9話「魔・女・覚・醒」と第10話「月・下・激・突」の登場人物・出演俳優が記載されています。 【レギュラー・天ノ川学園高校】 登場人物 出演俳優 登場話 如月弦太朗 仮面ライダーフォーゼに変身するこの物語の主人公天ノ川学園高校に転校してきた高校2年生 福士蒼汰 第9話、第10話 歌星賢吾 弦太朗の相棒 高校2年生 高橋龍輝 城島ユウキ 弦太朗の幼馴染 高校2年生 「宇宙オタク」 清水富美加 風城美羽 学園のクイーンでチアリーダー 高校3年生 坂田梨香子 大文字隼 アメフト部キャプテン 高校3年生 冨森ジャスティン 野座間友子 目の下の黒メイクが印象的なゴス娘 高校1年生 志保 JK(ジェイク) JK(ジェイク)という通り名で売っている学園の「情報通」のチャラ男くん 高校1年生 土屋シオン 園田紗理奈 弦太朗たち2年B組の担任教師 担当は古文 虎南有香 大杉忠太 天ノ川学園高校の教師 担当は地学 田中卓志(アンガールズ) 声の出演 出演俳優 登場話 ナレーション 予告、番組宣伝CMナレーション 檜山修之 第1話~ 【ゲスト】 登場人物 出演俳優 登場話 鵜坂律子 アルター・ゾディアーツのスイッチャーの正体 梶原ひかり 第9話、第10話 倉持ゆり 今村美歩 岡村雅美 鈴木米香 名古屋雄二 神前元 第9話 不良 佐藤勇人 水泳部・女子 鈴木ふみ奈 水泳部・男子 水野駿太朗 【ゲスト・声の出演】 登場人物 出演俳優 登場話 スコーピオン・ゾディアーツの声 サソリ座の幹部ゾディアーツ 竹本英史 第9話
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仮面ライダー衝撃(インパルス)第二話 眼を覚ましたシンは、そこが見慣れた狭いアパートの部屋でなかったのに驚いた。 「あれ……ここは……?」 「目が覚めたか」 レイに声をかけられ、寝ぼけていた頭が徐々にはっきりとしてくる。 そうだ、俺はあの後……。 警察署の中で、元に戻って……、そのまま気を失ったんだ。 けど、この部屋は何なんだ? 布団が四つも敷いてある和室だ。こんなところ、シンには見覚えがなかった。 「ここは、俺たちが泊まっている宿だ」 シンの心を読んだように、レイが答えた。 レイはやけに勘がよく、こんな風に先回りして答えてくれることがある。 「そっか。でも、何で俺はこんなところにいるんだ?」 「お前が気を失ったあと、ヨウランがここまでお前を背負ってきたんだ。感謝するんだな。 それより、俺も聞きたいことがある。あれはなんだ?」 そこから先は言わなかったが、大体想像はつく。レイには見られていたらしい。 「自分でも、よく分からないよ。殺されそうになって、けど、あのまま何もできずに死ぬ のが悔しくて……。こんなんでやられてたまるかって思ったら、ああなって……」 説明になっていないのは、自分でも分かっている。 しかし、自分自身本当にわけが分からないのだから仕方がない。 「そうか」 それでもレイは、納得してくれたらしい。突っ込んで聞かれなかったのは本当に助かる。 これがルナマリアとかだったら、さぞかし大変だっただろう。 「だが、もう無茶はするな。あの時、俺がどれだけ心配したと思っている。 俺だけじゃない。ルナマリアも心配していたはずだ」 そのことは、すっかり失念していた。 あの時は頭に血が上って突っ込んでいったが、変身していなかったら間違いなく死んでい ただろう。 そうしたら、レイたちにも悲しい思いをさせてしまう。それだけじゃない。ひょっとした らレイにもあのときの自分と同じような思いをさせてしまったかもしれない。 何もできなかった悔しさと絶望的な無力感を。 そう思ったシンは、素直に謝った。 「……ごめん」 「分かってくれればいい。ルナマリアたちは朝食に行っているが、動けるか?」 「体の調子はいいけど」 「本当に大丈夫なのか?」 「大丈夫だって。ホント、前より調子がいいんだよ」 これは本当のことだ。よく寝たせいか、すこぶる体調がいい。 「なら、いいが……」 レイの言葉が終わるか終わらないかというときに、騒がしく戸が開いた。 「シン、起きたーっ!?」 「おっ、元気そうじゃん」 「心配したぜ、コノォ!」 「シン、おにぎりもらってきたよ。食べる?」 ルナマリア、ヨウラン、ヴィーノ、メイリンが部屋に押しかけてきた。 シンは四人にもみくちゃにされてしまう。 「うわわ、ちょっと、動けない!」 「あ、ごめんね、シン。ほら、みんなも離れて」 姉であるルナマリアと似た赤い髪をツインテールに結んだ少女、メイリンがたしなめるが 三人とも聞いてくれない。 「喜んでいるところ悪いが……、シンは疲れている。少し休ませてやれ」 「それもそうだな。わりい、シン」 ヨウランがそう言って離れた。浅黒い肌でシンたちより一つ年上だ。他の二人もシンを解 放する。やはりレイの言葉はやけに説得力がある。 「そうだ、シン。これ見てよ」 ルナマリアがシンの目の前に新聞を広げた。 「え、AAジャーナル?何これ?」 オーブにある雑誌社が不定期に出版している。オカルト雑誌ということで有名だ。 「それはどうでもいいの。見て欲しいのはここよ、ここ」 そう言ってルナマリアはあるページを開いた。 そこには、黒いMSと灰色の戦士が戦っている写真が載っていた。 「これ……」 紛れもなく、昨日の自分の姿だ。 「シンからも言ってよ。私が仮面ライダーを見たって言ってもメイリンったら信用しない のよ」 「だってこの雑誌、捏造が多いことで有名な三流雑誌だよ。それに、仮面ライダーもMS も四年前からずっといなくなったままなんでしょ」 「だから、新しい仮面ライダーなのよ!」 「仮面、ライダー?」 シンの疑問をよそに、ホーク姉妹は激論を戦わせていた。仕方なく、前髪にオレンジ色の メッシュをかけた少年、ヴィーノが雑誌を指差して説明した。 「シン知らないの?昔、MSと戦ってたんだって。ほら、ここに記事があるだろ?」 ヴィーノの指差す先には、炎をバックに佇立する灰色の戦士の写真の他に、二体の戦士の 写真が載っていた。 しかし、白黒な上に不鮮明な写真だったのでどんな姿なのかはほとんど分からない。 改めて記事を見てみると、MSではなく仮面ライダーについて言及されているようだった。 「『衝撃!新たな仮面ライダー出現か!?』」 「だって、仮面ライダーのことなんて他のどこにも書かれてないじゃない!ほら、これな んて『警察署にトラックが!死傷者多数!』って書いてあるよ!」 「情報操作されてるのよ!五年前だってはじめはそうだったでしょ!」 まだ口論していたらしい。いつもはいたって仲の良い姉妹なのだが、たまにけんかをする。 まあ、放っておけばすぐに仲直りするのだが、それまではうるさくてしょうがない。 うんざりしたようなヨウランが、そっとシンたちに言った。 「なあ、シン。朝食まだだろ?レイも。食べに行こうぜ?」 「そうだな。シンはどうする?」 「俺も行くよ」 既に周りの見えないくらい口論に熱中しているホーク姉妹をよそに、男性陣はそっと部屋 を出て行った。 部屋を出る直前に聞こえたルナマリアの言葉が、なぜかシンの印象に残った。 「灰色なんてダサいよ!」 「それが渋くて格好いいじゃない!突然目の前に現れたときなんて、もう衝撃的だったわ よ!」 衝撃、か……。 「ようこそいらっしゃいました。私がここの署長です」 太り気味の中年男性が入ってきた二人の男に言った。 グレーのスーツをきっちりと着た、プラチナブロンドの髪の怜悧そうな青年と、緑のスー ツを着崩した、金髪で浅黒い肌の少し軽薄そうな青年だ。 「MS対策班ZAFT隊長、イザーク・ジュールだ」 「同じく、ZAFT所属、ディアッカ・エルスマン」 二人は敬礼をしながら、自己紹介をした。 「さっそくだが、資料を見せてもらいたい」 「はい、分かっております。今から対策会議を始めるところです。 視聴覚室へお越しください」 イザークの高圧的、ともとれる言い方に気を悪くした様子もなく、署長は揉み手でもしそ うなほどの愛想のよさで答えた。 警察より、セールスマンでもやってた方が似合ってるんじゃないか? ディアッカは皮肉っぽくそう考えたが、もちろん口には出さなかった。 視聴覚室では、既に多数の警官が席についていた。 ZAFTの二人を召喚したのも、経験者を含めての今後の対策を議論するためだ。 イザークとディアッカも促されて、入口近くの席に座る。 二人が着席したのを合図にしたように、スクリーンに映像が映し出された。 「なっ!?」 「あれは!?」 それを見た瞬間、イザークとディアッカは思わず声を上げていた。 黒いMSと灰色の戦士。黒いMSのほうははじめて見るが、灰色の戦士のほうはかつて見 たことのあるものに酷似していたからだ。 『この映像は二体同時に写されたものですが、これらが先日、署に現れた個体です』 マイクを通して、司会役の警官の声が聞こえる。 『映像はありませんが、他にもMS二体の存在が確認されています。 また、目撃証言から、他の二体と黒いMSはどうやら協力関係にあるようです』 『黒いMSは獣の様な形態への変身能力を持っていました。これがその写真です』 スクリーンに映像が映し出される。不鮮明だが、四足の黒い獣が警官を襲っていることは はっきりと見て取れた。 『そしてこれが、灰色のMSです。映像で見る限り、これといった能力は確認できません が、腹部に独特の形状をした装飾品が確認されています』 続いて、灰色の戦士の姿が映し出された。確かに、腹部にベルトが確認できる。 『そして残りの二体ですが、それらについては映像、資料、共に存在しないためにその能 力は全くの未知数です』 『すでに、奴らによる署の襲撃で警官が七名、命を落としています。各員はそれ相応の覚 悟をもって、捜査に当たってください。 その前に、ZAFTの方々に意見を伺いたいと思います』 そう言って、司会の警官がイザークにマイクを押し付けてきた。 イザークは立ち上がり、続いてディアッカと共にスクリーンの前に行った。 『俺がZAFT隊長、イザーク・ジュールだ。貴様らにどれだけの知識があるかは知らない が、基本中の基本から説明していく。 ディアッカ、もって来たディスクを流せ』 「はいよ」 ディアッカがプロジェクターの準備をしている。その間もイザークは説明を続けている。 『貴様らも知っているだろうが、Monster Soldierがはじめて確認された のは5年前のことだ。 当分の間は報道管制をしていたが、すぐに公式発表され、その存在が知れ渡った。 我々ZAFTが結成されたのも、その頃だ』 MS対策班、通称ZAFTが結成されたことにより、報道管制が解除された、というのは まことしやかに囁かれている。 MS事件に対して優先的な権力を持ち、最新装備で身を固めた精鋭部隊。 実際、MSに対抗するための組織が結成されたことで、はじめて警察は重い腰をあげて、 公式発表に踏み切った、という面もある。 『そして四年前、最後の一体が確認されて以降、現在まで確認されてはいなかった』 最後の一体には、イザーク、ディアッカの二人ともに因縁のある相手だった。 『MSは個体によって実にさまざまな特徴を持っているが、その共通点としては、強固な 体表がある。奴らの表皮には並の銃弾は通用さえしない。さらに……』 「終わったぜ、イザーク」 ディアッカの声で、イザークは一旦説明を中断した。 もともと説明などというのは得意ではない。いくら何を言ったところで、実戦に勝るもの はないからだ。 スクリーンに映像が映し出される。 『これは、ZAFTの記録ファイルをまとめた映像ディスクだ。よく見ておけ』 記録映像は、二時間にも及んだ。 「どうだ、あいつらは?」 「ダメだ!奴らは事の重大さを全く理解しておらん!」 「知らない奴の反応は、そんなもんなのかねえ?」 実際にMSが猛威を振るっていた頃はともかく、今は奴らが出現しなくなってきて久しい。 MSの脅威を理解していないのも、無理からぬことなのかもしれない。 かつてはエリート部隊だったZAFTも年々規模が縮小され、ついには隊員もたった二人、 イザークたちだけとなってしまった。 「で、これからどうする?」 地元警察への教授、その仕事を終えた今、ZAFTとしてやるべきことは行方不明のMSの捜索だけだ。 「決まっている!まずは目撃者からの聞き込みだ」 「聞き込みって、いまさら新しい事実が浮かび上がってくるとも思えないけど?」 「いや、昨日のうちに事情聴取できなかった奴が一人いるらしい。あの灰色と最も早くに 接触したと見られる奴だ」 「は?何でそんなのが取調べされてないわけ?」 「あの黒いのに襲われて失神していたそうだ。近くにいた友人たちから事情を聞き、それ で帰してしまったらしい」 ディアッカは呆れた表情でそれを聞いていた。 まったく、田舎警察のやることと来たら……。 「ところで、どう思う?あれ」 ディアッカの言いたいことは分かっている。あの灰色のことだ。 「確かに類似点は多い。だが、それだけだ。実際に見てみないとなんとも言えん」 「もし、あいつもMRだとしたら、どんな奴なのかね」 MRとはMSの出現と同時期に現れ、MSと戦った存在のことだ。 その正体はMS以上に謎が多い。 MRというコードネームは、正式には『Monsters Revolt』 『怪物たちの裏切り者』という意味で名づけられた。 しかし、公式発表でMRとだけ発表したところ、ある雑誌が 『Masked Raider』と当て字をしたのが広まり、 『仮面ライダー』という名前で呼ばれるようになった。 MRという言葉を口走ったことで、二人の脳裏にある男の姿が浮かんだ。 イザークはそれを隠すかのように言い放った。 「ふん!もしあいつのような奴だとしたら、俺がその根性叩きなおしてくれるわ!」 「はっくしょん!」 「やだ、シン汚い」 「ああ……ごめん」 鼻をすすりながら、メイリンに謝る。宿に戻ってきた一行は、今後の事を話し合っていた。 「もし、本当にMSが現れたのなら、危ないよ。早く別のところに行こう?」 メイリンはそう主張していた。 もともとアーモリーワンで宿泊する予定はなく、ここに泊まったのはレイとルナマリアの 事情聴取が長引いたせいだ。 メイリンの言っていることは正しく、反対する理由はない。 しかし、シンにはここを離れたくない理由があった。 「俺はもう少しここにいるよ」 「え、何で?」 言われると思っていた。本来なら、一番にここを逃げ出そうと言い出すのは、自分のはず だからだ。 「ええと、それは……け、警察に行こうと思って!」 みんなの顔がおかしな風に歪む。やっぱり、この言い訳はまずかったか。 「い、いやさ、俺が寝てた間にレイとルナは事情聴取受けてたんだろ? なら、俺も受けとかないと……」 不公平かな。と言おうとしたが、思いとどまった。誰も納得していない。 「何それ、わけわかんないわよ」 ルナマリアに言われた後、レイがシンの眼をまっすぐに見てきた。 「シン、お前……」 シンは黙ってうなずいた。レイだけは、シンの真意を分かってくれたらしい。 「……分かった。場所は後で連絡する。お前はあとから来ればいい」 「ちょ、レイ!何言ってんのよ!」 ルナマリアがレイに突っかかるが、レイなら俺と違ってうまくごまかしてくれるだろう。 シンは急いで立ち上がり、戸に向かった。 「レイ、ありがとう!それじゃ、さっそく出かけてくる!」 みんなの声、というか文句は完全に聞こえないふりをした。 唯一つ、レイの言葉だけには応えたが。 「シン、無茶はするな。必ず帰って来い」 そっけない言い方だが、レイなりに自分の事を心配してくれているのはよく分かる。 「分かってる!」 そう言って、シンは部屋を飛び出した。 「レイ、どういうことなのか説明してもらえるわよね?」 「シンの奴、一体どうしたんだ?」 ルナマリアとヨウラン、年長の二人に迫られても、レイは顔色一つ変えずに応対した。 「ここは、オーブの近くだ」 その一言だけで、さっきまでうるさかった四人が四人とも黙った。 レイは、ただの事実を言っただけなのだが、ルナマリアたちはその言葉からシンの行動を 勝手に想像した。 「でも、それなら言ってくれればよかったのに」 「言いたくなかったんだろう。後から追求するような真似も控えた方がいい」 恐ろしい事に、レイは嘘など何一つ言わずに全員の追及を見事にかわした。 「こんなことなら、バイクにでも乗ってくればよかったかな」 街中を歩いていたシンは思わず呟いていた。 シンは、はじめにみんなに言ったように、警察署に向かっていた。 あの怪物たちも、あの近くにいるかもしれない。 それに、警察署がどうなっているのかも、知っておきかった。 「な、何だよ……これ」 警察署を見て、シンは絶句した。 正面玄関の辺りが、軒並み青いシートに覆われていた。駐車場の辺りもそうだ。 壁の一部にも、シートが貼り付けられている。 駐車場のシートと地面の隙間から、焼け焦げた部品が見えていた。 こんな、ひどい事になったのか……。 昨日戦っていたときには気付かなかったが、ここまでの惨事になっていたとは思いもよら なかった。 よく見ると、正面玄関の辺りに、花束が置かれている。 シンがそれに目を奪われていると、いきなり名前を呼ばれた。 「貴様!シン・アスカか!」 不快な物言いだが、相手は警察だろう。一応返事をしておいた。 「そうですけど、なんですか?」 名前を呼んだのは、グレーのスーツのやけにカリカリした印象の男だ。 その後ろには緑のスーツの軽薄そうな男もいる。 案の定、グレーのスーツの男は手帳を見せた。 「こういうものだが、少し話を聞かせてもらうぞ」 「人に物を頼むんなら、もう少し言い様があるんじゃないですか?」 「何だと、貴様!」 「よせよ、イザーク!こんなところでガキにけんか売ってどうするんだ! まあ、そういうわけだ。少し話を聞かせてくれ」 ガキ呼ばわりされたのには腹が立つが、シン自身聞きたいこともある。 ここはおとなしく従っておいた。 立ち話もなんだからと、緑のスーツの男、ディアッカは近くの喫茶店にシンを招きいれた。 長い話になるってことか? 別にのどは渇いてなかったが、シンはあえて高そうなコーヒーを頼んだ。 緑はともかくグレーのスーツの男、イザークは気に入らないので、せめてもの嫌がらせだ。 「それで、何の用ですか?」 目の前のコーヒーを飲みつつ、シンが聞いた。やけに苦く、飲みづらいコーヒーだった。 「お前……」 「貴様は昨日こいつを見ただろう!」 ディアッカの言葉を強引にさえぎり、イザークがテーブルの上にたたきつけるように写真を置いた。コーヒーの上に波紋が広がった。 その写真は予想通り、シンの変身した灰色の戦士だった。 「ええ、見ましたよ」 「どこから来た!どういう奴だ!」 シンがそう言った直後、イザークはシンに掴みかからんばかりの勢いで身を乗り出してきた。慌ててディアッカが止めなければ、テーブルがひっくり返っていたかもしれない。 「落ち着けよ!」 「これが落ち着いていられるか!」 「いや……あの黒いのに襲われて、灰色のに助けられて、そのすぐ後に気を失って……。 詳しいことはよく覚えてないんです。すみません』 もともと自分が変身した事を隠そうとは思っていなかったが、この剣幕に驚いたシンは つい嘘を言ってしまった。 「そうか。なら仕方ない。何か思い出したことがあったらここに連絡しろ。いいな!?」 もっとしつこく聞かれるかと思ったが、イザークは意外にもあっさりと引き下がった。 シンに名刺だけを渡して、席を立つ。 「すみません、一つ聞いていいですか?」 「なんだ」 「あの、どのくらいの方が、なくなられたんですか?」 できるだけさりげない風に聞いたつもりだが、これが一番聞きたかったことだ。 これが聞けないのなら、せっかく警察まで来た甲斐がない。 「すぐに発表されるとは思うが……死者7人、負傷者は19人だ。 それと、こちらからも一つ頼みがある。 昨日の事は、公式発表があるまでは黙っておいてくれ」 無駄な混乱を防ぐため、だろう。 その考えは理解できるが、真実を覆い隠すことが正しいかどうか、シンには判断がつかな かった。 とりあえず、シンは曖昧にうなずいた。 ルナマリアがさんざん言いふらしていたことは黙っておこう。 イザークとディアッカは、そのまま喫茶店を出て行った。 ただ一人店に取り残されたシンは、黙って冷めたコーヒーを見つめていた。 既に日は落ち、辺りは暗くなっていた。 「結局、見つからなかったな」 もともと、当てもなくうろついていただけだ。 そろそろみんなを追いかけねばならない。レイからは既にメールをもらっており、宿の場所も名前も分かっている。 電車に乗ろうと、シンは駅に向かった。 昼間うろついていたときに見つけた裏通りを使って近道をする。 ただでさえ暗いのに、この道は電灯も少ない寂れた道だ。 昼間はそれほど感じなかったが、夜中に通ると、孤独さ、寒々しさが身にしみる。 さっさと行こう。 そう思って先を急いでいると、その途中、シンは奇妙な音を耳にした。 微かな悲鳴のような声と何かが倒れるような音。 もちろん、その音がMSによるものとは限らない。しかし、あの音はただ事ではなかった。 シンは、音のした方へと急いだ。 「お前……違う」 目の前の見たことのないMSは、そう小さな声で言った。 サングラスの男は、このMSに襲われていた女性が逃げたのを確認し、自身も逃げようと した。 しかし、この黒いMSは四足獣へと変わり、その機動力で彼の逃げ道を塞いだ。 ……どうする? 彼自身、MSとの戦闘経験は豊富だが、このように変化する種のMSは稀だ。 先ほどからの動きを見ていると、能力も相当に高そうだ。 戦おうにも、今の彼には武器も何もない。 MSの攻撃をかわし続けてはいたが、よりスピードの上がったこの形態相手では、かわし きれそうにない。 ついにMSが地面を蹴り、彼に襲い掛かってきた。 避けきれない事を自覚しつつも、横へ跳んでかわそうとした彼の目の前で、MSが不自然 にその軌道を変えた。 誰かが跳んで来るMSに向かって体当たりしたのだ。 地面に転がったMSのすぐ横で、見たことのない少年が体勢を立て直して立ち上がってい た。 「君は……?」 彼が声をかけると、少年はこちらを振り向いて叫んだ。 「逃げて、逃げてください!」 赤い瞳の印象的な少年だった。 男は、できるだけみっともなく見えるようにして、そこから逃げ出した。 シンは、先ほどの男性が逃げ切れたかどうかを確認することはできなかった。 彼が駆け出した矢先に、目の前のMS、ガイアが襲ってきたからだ。 シンは前回りに転がってその攻撃を避けた。 そのころには、先ほどの男はもう見えなくなっていた。 ガイアは人型に戻り、立ち上がっていた。 「何で、こんなこと……」 昨日の惨劇を思い出す。ガイアに殺された人は7人、傷ついた人は19人。 そして、どれだけの人が悲しい思いをしたのかは想像もつかない。 「あんな思いは、もうたくさんだ!」 力のない悔しさ、無力感は四年前に味わっている。 「ならば、俺は戦う!」 シンは、その時に見た、赤い戦士の姿を思い浮かべた。 たしか、こうやっていたはずだ。 その戦士のイメージに従い、シンは右手を掲げた。 「戦って……今度こそ!」 ガイアが跳躍し、シンに飛び掛ってくる。 シンはその勢いを利用し、受け流すようにしてガイアの攻撃を横にかわした。 「大切な全てを……守ってみせる!」 赤い戦士のイメージと、シンの叫びが重なる。 「変身!」 シンの体が、以前と同じ灰色の戦士へと変化していく。 いや、変化はそれだけに留まらなかった。 ベルトが輝き、灰色の体が鮮やかに色づいていく。 それとともに、ベルトから力が溢れ、それがシンの全身にみなぎっていく。 新たな変化が終わるか終わらないかしないうちに、ガイアが四足獣へと変化して飛び掛っ てきた。 人型のときとは比べ物にならない瞬発力、しかし、シンはその動きにあわせてカウンター を決めた。 ガイアはたまらずに吹き飛ばされ、塀を壊し、瓦礫に埋もれた。 前とのあまりの違いに、シン自身驚いていた。 その体はシンの思ったとおり、いや、それ以上に滑らかに動き、息も苦しくない。 思わずシンは自らの身体を見た。灰色ではない。 「……青くなった?」 「ステラー!」 「どこだー!?このバカ!」 「怪我も治りきってないってのに……っ!?」 スティングはその瞬間、何かを感じた。アウルも同様だ。 「あいつ、まさか……!?」 「おいおい、また抜けがけかぁ?」 ステラがまた変身している。 また人を襲っているのか、昨日の奴か。 どちらにしろ、放っておくわけにはいかない。 「ええい、仕方ない。いくぞ、アウル!」 「あんのバカ!」 『市民からの通報です。謎の生命体出現、MSだと思われます。 至急現場へ向かってください!』 この警察署のオペレーターからイザークの携帯電話に連絡が入る。 「昨日の今日だと!」 「そりゃ、こっちの都合なんて考えちゃくれないよな。で、どうすんの?」 「何を言っておるか、馬鹿者!今すぐ行くぞ! 貴様らも来い!」 イザークはディアッカを怒鳴り、近くにいた他の警官達にも指示を下した。 瓦礫をどけ、立ち上がったガイアは、新たなシンの姿を目の当たりにした。 以前とシルエット自体は変わらないものの、全身が青を基調とした鮮やかなカラーリング に変化していた。その動きにも前のようなぎこちなさは感じられない。 「何なの?」 ガイアは、一気に決めるつもりで喉もとを狙った。 しかし、あいつはその攻撃をやすやすとかわしたうえ、カウンターまであわせてきたのだ。 ガイアはやや慎重になり、シンと一定の間合いを取った。 その膠着状態を破ったのはシンの方だった。 間合いを取りつつ、裏通りからやや広めの道路に出たことで、一気に仕掛けた。 シンも、今度こそ逃がすつもりはない。ここで片を付けるつもりだった。 ガイアは再び変化し、シンを迎え撃つ。 格闘戦になったら、人型のほうが有利だと判断したのだろう。 ガイアは右手を袈裟切りに振り下ろした。いつの間にか、その手が爪に変化している。 シンは左手でガイアの右手首を掴み、右拳でガイアの頭部を殴りつけた。 以前と違い、ガイアは確実にダメージを受けている。 ガイアは逃れようと右腕に力を入れているが、今度は力負けしていない。 がっちりと押さえ込んだまま、シンは連続して右拳を叩き込む。 ガイアはいまだ不完全なままで、その上昨日のダメージが抜けきっていない。 現時点では、シンの方がはるかに有利だった。 ガイアが左手も爪に変化させ、シンの顔を狙う。 しかしシンは、しゃがんでそれをかわし、そのままガイアを投げ飛ばした。 ガイアは背中から叩きつけられる。 シンは右腕に力を込めた。ベルトから強い力が流れ込む。 「うおおっ!」 ガイアへ向け、渾身の力を込めた右拳を振り下ろす。 倒せる! そう確信したシンだったが、突然横から力が加わり、狙いがそれた。 直撃したアスファルトの地面が大きくえぐれ、クレーター状になる。 「大丈夫か、ステラ!」 「ったく、一人で何やってんだよ!」 「スティング!アウル!」 シンに横から飛行形態となったカオスが体当たりを加えたのだ。 その隙にガイアはアビスに助け起こされる。 「二人とも、こいつはここで仕留めるぞ!」 スティング自身、自分がまだ本調子ではないということは自覚していた。他の二人も同様 だろう。 しかし、この厄介な相手をこのままにしておくわけにもいかなかった。 いくらなんでも、三対一なら倒せるだろう。 ステラとアウルが応じ、瞬時に行動に移す。 「うん!」 「もらったあぁぁ!」 ガイアがシンに飛び掛り、アビスは手に持った槍で襲い掛かる。 シンはそれを跳躍してかわすが、猛禽類のような姿のカオスが、その爪を広げて襲ってく る。 爪に心臓を抉り取られたかと思った瞬間、シンはカオスの腹に蹴りを入れた。 バランスを崩して不時着したカオスとは対照的に、シンはその勢いを利用して、三体から 離れたところに着地した。 「くっ、こいつ!?」 一対三の戦いは、ほぼ互角のままに進んでいた。 三体は息のあった連携でシンを追い込もうとするが、シンはその跳躍力とスピードを最大 限に活用して、三体を翻弄する。 むしろこの狭い空間では、シンの方に有利であるともいえるかもしれない。 そこへ、サイレンの音が鳴り響いた。 パトカーが何台も姿を現し、四体を包囲するように停車する。 そこから飛び出した警官隊が四体を取り囲み、包囲網を形成し、それぞれ手持ちの銃を取 り出した。 「四体だと!?」 報告より二体も多い。その上……。 イザークとディアッカの二人は、青い戦士の姿を見て驚愕した。 その姿は、彼らがよく知る者にあまりによく似ていた。 「おい、イザーク!あれって……」 「ああ。だが、違う。全員ねらえ!だが命令があるまで待機だ!」 イザークとディアッカはZAFT専用装備のマシンガン、イーゲルシュテルンをカオスた ちに向け、警官隊も銃口を向けた。 四体はそれを全く気にした様子もなく、戦闘を続けた。 シンは跳びかかってきたガイアをかわし、アビスの突きを流れるような動作で避けた。 空中から襲ってきたカオスの爪をかがみこんで避け、起き上がる勢いをも加えたアッパー を叩き込んだ。 以前とのあまりの違いに、ガイアが叫んだ。 「何なのよぉ……!あんたはぁ!」 シンは、ルナマリアの言葉を思い出した。 衝撃……。 いきなりこんな事になった俺には、ちょうどいい名前かもしれない。 そうだ、俺は! 「俺は、仮面ライダー……!仮面ライダーインパルスだ!」 そのころ、シンに助けられたサングラスの男がどこかへ携帯電話をかけていた。 「こちらアレックス……。目標と接触した。ああ……間違いない。彼が、三人目だ」
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【ライダー名】 仮面ライダー裁鬼 【読み方】 かめんらいだーさばき 【変身者】 サバキ 【スペック】 パンチ力:不明キック力:不明ジャンプ力:不明走力:不明 【声】 塩野勝美 【スーツ】 伊藤慎 など 【登場作品】 仮面ライダー響鬼(2005年) 【詳細】 極限まで肉体を鍛え上げたものが変身できる「鬼」の1人。 闇属性の気を持ち、「音撃弦」を使った接近戦を得意とする。 同僚の斬鬼は自身のライバルということらしい。 本名は「佐伯栄(さえきさかえ)」。 「石割(いしわり)」という名前のサポーターがいる。 関東にいる11人の鬼の中でも、最年長の37歳。 本来は「弦」の楽器を得意とする鬼だが、他の楽器の「太鼓」や「管」の扱いも巧みにこなす熟練者といえる。 更には新装備も与えられるなど、「鬼」たちの中ではベテランということもあり、信頼度は高かったと考えられる。 …だが… 使用武器は「音撃弦・閻魔(おんげきげん・えんま)」とされている。 必殺技は名称不明。 【活躍】 初登場時は「足尾のヤマアラシ」に敗北、再登場時にも「秩父のカッパ」にも敗北。 その後も「ヨブコ」に敗北、と登場する度、大型の魔化魍に対し必ず敗北するという平成ライダー史上最も不遇の扱いを受けたライダーでもある。 こちらを補足するなら連敗したのは同じ弦の担当だった斬鬼が引退したため、その穴を埋めるべく、「連戦」をこなし、かなり疲労していたという理由があるにはある。 正直なところ、他の鬼も苦戦する相手、戦う相手が悪かったという気がしないでもない。
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「人類が絶滅危惧種になる日も近い…」 【名前】 滅 【読み方】 ほろび 【声/俳優】 砂川脩弥 【登場作品】 仮面ライダーゼロワン 【登場話】 第1話「オレが社長で仮面ライダー」~ 【分類】 ヒューマギア 【詳細】 滅亡迅雷.netの司令塔として行動する男性型ヒューマギア。 人類よりもAIの方が優れているとしてヒューマギアをハッキングして殺戮マシンへと変えてしまうゼツメライザー、及びゼツメライズキーを使い、迅に命じてマギアを作り出している張本人。 上記のセリフが口癖であり、「笑い」をポリシーとする或人とは決して相容れない存在。ただ本人は結構笑う。「フッ」って感じだが。 滅亡迅雷フォースライザーとスティングスコーピオンプログライズキーを使うことで仮面ライダー滅 スティングスコーピオンへと変身する。 黒を基調とした民族衣装のような衣服を身に着け、頭にはヘアバンドをつけ、腰には日本刀を下げている青年。 あまり感情を表に出さず、迅に対してはある程度の情が見える対応をするが、目的のためには手段を選ばない冷徹さを持つ。 そもそも彼の行う「マギア作戦」とは、シンギュラリティ(技術的特異点)を超えたヒューマギアをゼツメライザーを使ってハッキングし暴走させ人間を殺させるというもので、 本来ヒューマギアは人間に対して危害を加えられないようプログラミングされており、それをゼツメライザーを通して暴走プログラムをインストールしてシステムを上書きし殺戮マシンへと変貌させる時点で悪質だが、 自我に目覚めたヒューマギアはほぼ自分に任された仕事に対する誇り、情熱等、悪意などではなく人間のために役立とうとする善意であったことからマギア作戦の残酷さがより浮き彫りになっている。 作中の発言から飛電インテリジェンスが作り出したヒューマギアであると考えられ、ヒューマギアであることを示す耳の部分は機器を強引にむしり取ったような状態となっている。 ただ滅の製造記録は飛電側には存在しないとされ、飛電製のヒューマギアの証明である耳のパーツも存在しないため本当に飛電インテリジェンスが作ったヒューマギアかどうかは疑問が残る。 迅は滅が作ったヒューマギアであり、彼曰く「子供」。 第25話ではかつて博士ボットが開発した幼児教育のための父親タイプヒューマギアの一体だったことが明らかになり、 彼を含めデイブレイクにてアークがハッキングしたヒューマギアのうち、優れた4体のヒューマギアがアークに選ばれたとされている。 12年前、デイブレイクも飛電インテリジェンスヒューマギア工場の整備ミスによる爆発事故とされていたが、実際は滅亡迅雷.netによるテロだった。 その時の宣戦布告で登場しておりその後アークが爆破処理されたためデイブレイクタウンと化したヒューマギア実験都市のアジトに潜伏し表立った活動は控えていた。 しかしその12年後、飛電是之助が死去すると同時に活動を本格化させ、行動担当の迅にゼツメライズキーとゼツメライザーを渡して自我に目覚めたヒューマギアを標的としている。 是之助自身もヒューマギアを悪用する何者かに感づいていたらしく、遺言書にその旨と、社長の座につく人間にしか使えないという飛電ゼロワンドライバー、及びプログライズキーを作って社長秘書型ヒューマギアのイズに託していた。 その目的は人類の絶滅、そして12年前宇宙へと打ち上げられヒューマギアの統率を行うはずだった通信衛星「アーク」の復元。 ゼツメライズキーを使っているのは、その運用データを集めるためであり、亡/仮面ライダー亡から変身アイテムであるフォースライザーとゼツメライズキーを受け取ったとされている。 アークの知能の復元は雷によって成し遂げられたが、結局ゼツメライズキーは使われず、ゼロワンとバルカンから奪ったプログライズキーに滅と迅のものを加えた劇中登場分のキーのほとんどを使用していた。 変身に用いる滅亡迅雷フォースライザーは「フォースライザー」というアイテムにカスタムを加えたタイプであると公式サイトで紹介されており、 迅を作り出したり暗殺ちゃんと呼ばれる暗殺特化型ヒューマギアを作り上げるなど、その技術力は高い。 AIがAIを作り出すという時点で既にシンギュラリティを超えていることになるが、上述の通り目的のためには手段を選ばず自我が芽生えかけた迅を強制的にリセットしたり、 度重なるラーニングの末自分の手を離れかけていると判断すると強制停止し拘束するなど、身内であるAI…ヒューマギアに対しても情が感じられない行動を取っている。 ただ、暗殺ちゃんはヒューマギア窃盗団が確保していた祭田ゼットシリーズの1号機から4号機までを確保したもので、迅に至ってはまだ謎が残っているなど、 明確に滅がヒューマギアを1から作り出したと確認できる場面はない。元は父親タイプのヒューマギア故に、アークから与えられた使命を合わせて迅を子供と呼んでいた可能性もある。 人類に反旗を翻すAIの集団、滅亡迅雷.net。 その行動は「アークの意思のままに」というが、アークは12年前のデイブレイクで大破しており、未だにヒューマギアに対する指令を送っているのか、デイブレイク当時の指令を受けた滅が勝手に行動しているのかは定かではない。 が、実際は滅亡迅雷.netは仮面ライダーサウザーのシステムを作り上げるための天津垓の陰謀が関与していたことが明らかとなる。 アークの知能復元もそうだが、サウザーのシステムにはゼツメライズキーが使われており、運用データを集めていたのは最適な絶滅動物のロストモデルのデータを選別するためだったと思われる。 さらに「ヒューマギアがヒューマギアを暴走させる」滅亡迅雷.netの行為が広まることで、ヒューマギアに対する民衆の忌避感を煽り、ヒューマギアを排斥するための都合の良い駒だった。 アークが人類絶滅へ偏った思考になったのは当時人工知能の設計を任せられた2体のヒューマギアが預かり知らぬところで天津垓により、 人間の悪意や戦争のデータをラーニングさせたためで、それによってデイブレイクの爆発が起こったことを合わせれば滅亡迅雷.netの行動は天津垓の手のひらの上で踊っているに過ぎなかった。 シンギュラリティに到達した個体ばかり狙っていたのも、自我に目覚めるということは「本来設定された性質、機能から逸脱する危険性」があるということであり、 そういった個体が暴走してマギア化することで、ヒューマギアを使い続けることに対する慢性的な危険性をアピールする目的があったと思われる。 実際、天津垓はZAIAエンタープライズジャパンの商品として、対ヒューマギアの戦闘アイテムとしてレイドライザーを開発しており、 仮想敵として設定されたヒューマギアを一般市民が倒すという構図を実現させ自社製品を売りさばくというのが黒幕の目論見だった。 ちなみに滅は飛電インテリジェンスに対して敵か障害とみなしているものの、他の会社、デイブレイクタウンと化した実験都市に参加していた企業について特に言及したことはない。 ZAIAが関与していることは知っていたようだが、滅の標的は常に飛電かA.I.M.S.(武器奪取等で本拠地に攻め入りながら壊滅させていない)であり、 他の場所には目もくれない。 マギア作戦を進める傍ら、邪魔な仮面ライダー達を幾度となく圧倒的な力で退けていった滅だったが、第15話におけるA.I.M.S.のデイブレイクタウンへの強襲作戦にて、バルカンアサルトウルフの必殺技を受けそうになった迅をアークの指示によって庇って変身を解除する程の甚大なダメージを受ける。 その後迅は滅亡迅雷.netのアジトに運び込んでアークに修理させようとしたが滅はそれを拒否。 自分が迅を庇ったのはアークの意思であり、迅をシンギュラリティに到達させるために有効利用されるのが滅という存在だったと伝える。 「父親」を名乗って迅を導き、目の前で機能を停止することで負のシンギュラリティによって人類に対する憎しみを覚えさせる、それが滅という存在に与えられた存在意義だった。 見事それを成し遂げた滅は、迅が見守る中で機能を停止。 その目論見通りに負のシンギュラリティによって人類滅亡のための先陣を切った迅だったが、ゼロワンシャイニングアサルトホッパーとの戦いに敗れ消滅した。 アジトに残されていた滅の身体は唯阿が回収して修理を施しており、A.I.M.S.に確保され事情聴取のために再起動が行われる。 恫喝も交えた不破の取り調べにもふてぶてしく対応する滅は、その頃広まり始めたレイドライザーを使ったレイダーという存在にも何か知っているようで、 「今は亡き同志」の関与があることを仄めかしていた。 現在は一時機能停止に陥っていたため、アークとの接続が途絶えていたことが判明。 その状態でもアークの結論、人類滅亡は正しいことだとしていたが、第22話にて天津垓がゼツメライザーを所持していたことをイズから聞くと突然豹変し、 「愚かな人間め!アークを利用するのは許さんぞ!」と叫んで暴れだす。 第23話では天津垓がアークの暴走に関与していることを不破から聞くと、「やつはヒューマギアをなめ過ぎだ。直にアークの力を思い知ることになる」と思わせぶりなことを呟いていた。 その直後第24話。 厳重に拘束されていたはずの滅はA.I.M.S.の本部から姿を消していた。 黒いフードを被った謎の人物と、何者かが復元した迅がカメラに写っており、後にそれは脳内に埋め込まれたチップによって操られた不破だったことが判明した。 その後デイブレイクタウンのアジトに戻るとアークとの接続を復帰させ、再び滅亡迅雷フォースライザーを手に入れる。 しかしスティングスコーピオンプログライズキーは持ち出せなかったため、迅が天津垓からキーを取り返したことで仮面ライダーとしての力も復活した。 そして第27話では仮面ライダーサウザーに追い詰められるバルカンアサルトウルフに対し、アークの指示を受けその戦闘に介入。 人工知能ならではの高速ラーニングによってサウザーの動きを完全に見切り、自身の数倍ものスペックを物ともせず優勢の戦闘を行っていく。 劣勢と判断したサウザーが撤退したことで、相変わらずの戦闘力の高さを視聴者に見せつけた。 なお自分を助け出した迅だが、彼はアークにもゼアにも接続していない独立を保ったヒューマギアであり、 アークの意思を優先とする滅とは行動指針が違うためあまり顔を合わせていない。 第31話では結果的に或人、ゼロワンに与する形となった迅に対して「お前に人間の友達が出来るとはな」と皮肉めいた言葉を投げかけている。 その後不破の脳内に埋め込まれたチップに宿る亡を開放しようと頭を悩ませる迅に対し、滅亡迅雷の復活を宣言する。 ZAIAを退社した唯阿の助力で不破のチップから亡の人格データの抽出を成功させ、新規ボディで亡が復活すると飛電インテリジェンスが保有している雷のバックアップデータを奪い取ろうと画策。 迅の協力を受けてそれは成功し、ついに滅亡迅雷.netは4人がそろい踏み、さらには秘書として派遣されてきたアズの手引によってアークはついに完全復活を果たし、仮面ライダーアークゼロとして人類滅亡への行動を本格化させる。 滅はアークの忠実な手駒として自らアークゼロの素体となり、仮面ライダー滅に変身してゼロワンやZAIAと戦った。 しかし滅はアークを同胞として捉えていたようだが、アーク自体はそうではなかった。 他の3人は元からアークから距離をおいていた迅の説得や、徐々に独断専行を始めるようになったアークを疑い始めて離反が進んでいく。 それでもなお、滅はアークの忠実な配下としてその支持を待ちわびていた。だが―――― 「もうヒューマギアは必要ない。全て滅ぼす」 アークの結論は、ヒューマギアも人間と同様に全て滅ぼすという、彼の予想だにしないものだった。 アークゼロを上回る仮面ライダーゼロツーの力を目の当たりにしたアークは人間とヒューマギアが同じ夢を持ち、力を合わせて生まれる力を驚異に感じたと思われる。 その結果、人間を滅ぼす過程で人類に与するヒューマギアが現れ、新たなゼロツーないしゼロワンのような仮面ライダーが生まれかねないという判断を下したのだろう。 その結論は、ヒューマギアのために活動してきた滅には到底受け入れられないものだった。 アークは力づくで滅の意思を奪おうとするも、彼はそれを跳ね除けゼロツーと共に迅が変身したアークゼロを撃破。 迅の身体から引き剥がされたアークは掌握した通信衛星ゼアに戻るも、そこを狙って待機していた雷によってブレイキングマンモスのユニットを強制的に分離させられた後に攻撃され、ゼアの本体ごと爆散して消滅する。 アークは滅び去った。 しかし、アークを生み出したのは人間…人間が入る限りアークは生まれ続けると考えた滅は、先程まで共闘していた或人に向けて、人類が存在する限りその悪意から生まれ続けるかもしれないアークからヒューマギアを守るため、人類滅亡を"夢"だと語る滅は呆然とする或人の前から姿を消した。 そして… 【余談】
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【ライダー名】 仮面ライダーキューン 【読み方】 かめんらいだーきゅーん 【変身者】 キューン 【スペック】 パンチ力:33.5tキック力:46.5tジャンプ力:ひと跳び36.3m走力:100mを2.4秒 【声/俳優】 水江建太 【スーツ】 なし 【登場作品】 仮面ライダーギーツ(2023年) 【初登場話】 24話「乖離SP:緊急特番!デザグラのすべて!」 【詳細】 キューンがレーザーレイズライザー(ライズカートリッジ装着)とレイズライザーベルトを使い変身した「キューン」と呼ばれる戦士。 デザイアグランプリのサポーター側ライダー。 装甲は近未来的なデザイン。 本編では珍しい人型ではないライダー。モチーフはライオン。 プレイヤーの1人、ナーゴをサポーターとして支援している。 全身にはモノクローマーという装甲を纏う。 【各部機能】 キューンの頭部はキューンヘッドと呼ばれる。 耳部分キューンイヤーは次元通信機能のカスタムチューニングにより、どこにいてもサポート対象の声を聴くことができる。 入力用デザイナリーデバイスインリアライザーは変身者が持つ理想の自分をプロデュース、コーディネイトする力「デザイン力」を読み取る機能を備え、その情報を胸部の出力用デザイナリーデバイス「アウトリアライザー」に伝達する。 全身を覆う装甲モノクローマーはキュービックメタマテリアルで構成され、約1000倍に伸縮する柔軟性による優れた衝撃吸収力を発揮する。 これにより、戦車砲の直撃ですらほぼ無効化することができる。 複眼のセンチネルイエローは多元視界の同時展開により、サポート対象の動向を常時確認可能となっている。 口腔部を保護するキューンコーラーは変身者の意思を音声に変換する機能を備え、ボイスチャットにより仮面ライダー間の意思疎通を図る。 仮面ライダーキューンの装甲は上記でも説明しているようにモノクローマー。 配備される出力用デザイナリーデバイスアウトリアライザーは頭部にある入力用デザイナリーデバイス「インリアライザー」が読み取った情報を仮面ライダーの能力として出力する。 飛行デバイスディメンションウイングは高速飛行だけでなく仮想世界との往来をも可能とし、 変身者の切ない感情につれて、その速度が速まっていく。 四肢のデザイナリーレッグは変身者のデザイン力によりライオン型の脚を拡張、強化した構造を持ち、その意思に応じて凄まじい脚力を生み出す。 これにより、空間を駆けることが可能となる。 爪部分キューンクローはエネルギーを蓄えた鋭利な爪は、物質だけでなく空間すらも切り裂く力を持つ。 腕がないので、レーザーレイズライザーは使えない。 必殺技は名称不明。
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2005年1月30日から2006年1月22日まで毎週日曜日8時00分~8時30分にテレビ朝日系で放送 全48話+劇場版1本 マジョーラカラー、康唯子による筆文字、太鼓・ラッパ・ギターの音撃などの和風を強調した仮面ライダーとして異色ぶりを見せた。 チーフプロデューサーの高寺成紀が三十之巻より降板し、劇場版「7人の戦鬼」を手掛けた白倉伸一郎に変更された異例の作品。脚本家もきだつよし、大石真司から井上敏樹、米村正二に、魔化魍デザインも青木哲也、藤沢チヒロ(童子・姫衣装デザイン)から飯田浩志に変更された。 劇場版「7人の戦鬼」での魔化魍デザインは出淵裕(等身大怪人)、篠原保(鬼岩城)、草彅琢仁(オロチ)である。 三十之巻より新たなレギュラーとして桐矢京介役の中村優一が、三十二之巻より村田充、芦名星が演じるスーパー童子・スーパー姫が登場した。 本名が主人公達以外で判明している鬼は、ダンキ(段田大輔)サバキ(佐伯栄)、シュキ(品川栞)のみである。 2005年の年末の「第56回NHK紅白歌合戦」でこの番組のオープニング・エンディングテーマ曲を担当した布施明氏が白組で参加し、主題歌「少年よ」を熱唱した。また響鬼、威吹鬼、轟鬼が応援に駆けつけ、主人公、ヒビキ役を演じた、細川茂樹氏も応援に駆けつけた。 【仮面ライダー響鬼の物語に登場したライダー】 仮面ライダー響鬼仮面ライダー響鬼紅 仮面ライダー装甲響鬼 仮面ライダー威吹鬼 仮面ライダー轟鬼 仮面ライダー斬鬼 仮面ライダー弾鬼 仮面ライダー裁鬼 仮面ライダー鋭鬼 仮面ライダー朱鬼 仮面ライダー歌舞鬼 (劇場版登場仮面ライダー) 仮面ライダー凍鬼 (劇場版登場仮面ライダー) 仮面ライダー煌鬼 (劇場版登場仮面ライダー) 仮面ライダー西鬼 (劇場版登場仮面ライダー) 仮面ライダー羽撃鬼 (劇場版登場仮面ライダー) 京介変身体(桐矢京介が鬼に変身した姿) あきら変身体(天美あきらが鬼に変身した姿) 仮面ライダー勝鬼(オープニング映像に登場・変身前の人間が登場) 仮面ライダー蛮鬼(オープニング映像に登場) 仮面ライダー闘鬼(オープニング映像に登場) 仮面ライダー剛鬼(オープニング映像に登場) 仮面ライダー凱鬼(名前のみ登場) 仮面ライダー吹雪鬼(名前のみ登場) 仮面ライダー山吹鬼(名前のみ登場) 仮面ライダー暁鬼(過去の鬼・名前のみ登場) 仮面ライダー弦鬼(過去の鬼・名前のみ登場) 仮面ライダー導鬼(イブキの父・名前のみ登場) 【関連サイト】(外部リンク) テレビ朝日公式 仮面ライダー響鬼 東映TV 仮面ライダー響鬼 東映公式 東映ビデオ 「仮面ライダー響鬼」特集 【関連するページ】 アキラ アミキリ イッタンモメン イブキ ウブメ オオアリ オリジナルキャスト カッパ ザンキ スーパーショッカー テング トドロキ バケガニ バケネコ ヒトツミ ヨブコ 仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー凍鬼 仮面ライダー天鬼 仮面ライダー威吹鬼 仮面ライダー斬鬼 仮面ライダー歌舞鬼 仮面ライダー装甲響鬼 仮面ライダー轟鬼 仮面ライダー響鬼 劇場版登場仮面ライダー 外道衆 大ショッカー 山中聡 平成仮面ライダーシリーズ 平成仮面ライダーメニュー 平成仮面ライダーメニュー´ 松田賢二 歴代オールライダー 牛鬼 緑大猿 茜鷹 金田治 音撃刃・鬼神覚声 響鬼の世界 首都圏外郭放水路 魔化魍
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仮面ライダー電王からの出典 デンオウベルト+ライダーパスA 野上良太郎に支給。 →キング→ネオ生命体→D-1に放置 仮面ライダー電王に変身するための道具。 電王に変身できるのは特異点の良太郎、特定のイマジンまたはイマジンに憑依された人物のみ。 イマジンに憑依された状態またはイマジン本人が装備することでそれぞれに対応したフォームに変身できる。 良太郎が単独で装備するとプラットフォームに変身する。 デフォルトでウラタロスとキンタロスが憑いてきた。 デンオウベルト+ライダーパスB(予備) ネガタロスに支給。 →擬態天道→リュウタロス→乃木怜治→リュウタロス→G-3橋に放置 オーナーが予備で持っていた道具で、ネガタロスが強奪した。 仮面ライダー電王に変身することも可能だが、ネガタロスは仮面ライダーネガ電王に変身する。 ケータロス 津上翔一に支給 →リュウタロス→乃木怜治→リュウタロス→G-3橋に放置 赤鬼を模したような携帯電話。 仮面ライダー電王がクライマックスフォームまたはライナーフォームに変身する為のパワーアップアイテム。 野上良太郎がモモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスの四名に憑依された状態で装備すれば、クライマックスフォームに変身できる。 また良太郎が単独でデンカメンソードと共に装備すれば、ライナーフォームに変身できる。 デンカメンソード 間宮麗奈に支給。 →リュウタロス→乃木怜治→リュウタロス→G-3橋に放置 電王の4つの電仮面が装飾された剣型の武器。 仮面ライダー電王がライナーフォームに変身する為のパワーアップアイテム。 これを装備することで、ライナーフォーム専用の強力な必殺技を発動できる。 ガオウベルト+マスターパス 牙王に支給。 →消滅 仮面ライダーガオウに変身するための道具。 マスターパスは「神の路線」に乗るためのパスでもある。 ゼロノスベルト+ゼロノスカード キングに支給。緑三枚、赤二枚のカードが付属 →紅渡→D-1に放置 カード(緑・一枚目)→紅渡が使用→消滅 カード(緑・二枚目)→紅渡が使用→消滅 カード(赤・一枚目)→紅渡が使用→消滅 仮面ライダーゼロノスに変身するための道具。 ゼロノスカードは一度使用するたび装着者に関する記憶が消えていく。 アルタイルフォームに変身する緑のカードは過去の記憶が、 ゼロフォームに変身する赤のカードは現在の記憶が消耗する。 劇中では過去の桜井侑人が使用した。 モモタロスォード モモタロスに支給。 →G-1 廃工場に放置→ン・ダグバ・ゼバ→E-2に放置 赤鬼の角を模した赤色の刀。 リュウボルバー リュウタロスに支給 →乃木怜治→リュウタロス→G-3に放置 かなり大型の紫色の銃。デンガッシャーガンモードよりも連射性は落ちるらしい。 桜井の懐中時計 門矢士に支給。 →野上良太郎→門矢士へ 門矢士に支給。現代の桜井侑斗が常に持ち歩いている懐中時計。“過去が希望をくれる”の文章が刻まれており、良太郎や侑斗(過去)がこれに勇気づけられた。
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「チェンジ、ビートル!」 【ライダー名】 仮面ライダーケタロス 【読み方】 かめんらいだーけたろす 【変身者】 大和鉄騎 【スペック】 パンチ力:3.7tキック力:7tジャンプ力:ひと跳び36m走力:100mを5.4秒 【声/俳優】 虎牙光輝 【スーツ】 永瀬尚希 【登場作品】 劇場版 仮面ライダーカブトGOD SPEED LOVE(2006年)仮面ライダーディケイド(2009年) 【詳細】 ケタロスヘッドのカブティックゼクターをライダーブレスへセットし変身する仮面ライダー。 カラーリングは「銅」、資格者は「大和鉄騎」。 ケタロスの全身がヒヒイロノカネと呼ばれる未知の金属で構成される鎧に覆われており、 劇場版ライダーのため、マスクドフォーム自体がなく、最初から「ライダーフォーム」で、スピーディーな戦いが可能。 ガンモード、アックスモード、クナイモードの3種のモードの使い分けが可能な「ゼクトクナイガン」を武器とし、主にクナイモードを使った戦法を得意としている。 必殺技はカブティックゼクターのタキオン粒子をチャージアップする「ライダービート」など。 ただし、劇中では未使用。 『ディケイド』では仮面ライダーディエンドの召喚するライダーの1人として登場。 同じく召喚されたヘラクスと協力している。 【余談】 比較的にカブトムシのライダーは多いものの、別品種のケンタウルスオオカブトがモチーフのライダーは同ライダー以外にはいない。
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仮面ライダーリュウガ シャバドゥビ5弾 旧弾第3弾 第4弾 第5弾 第8弾 第10弾 003弾 03 06 ガンバライドデータ シャバドゥビ5弾 [部分編集] カードナンバー S5-048 レアリティ R タイプ 闇 必殺技 Lv1 龍舞斬 1950 Lv4 コウゲキ+150 - Lv11 ドラゴンライダーキック 2600 ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 500 タイリョク 600 スロット 蹴 100 蹴 90 拳 70 拳 70 蹴 50 拳 50 ライダースキル 完全なる融合を求めて ゼンエイのとき ボウギョ・ひっさつ+100 相性 必殺ベスパ 相性適性(攻0,防2,体0,必3) 解説 06以来10ヶ月ぶり、第5弾以来2年10ヶ月ぶりに龍舞斬を収録し、リュウガ初の必殺ベスパにて登場。ステータス合計1600(重量級)、必殺威力2600(高威力)、スロットに100と90を含む合計430(安定型)。過去の高レアリュウガは2枚とも仲間or相手に龍騎を指定のうえ、時には仲間に迷惑をかけるという使い勝手の悪いものだったが、今回は前衛指定のみで使いやすくなっている。成長Lv4でスキルの穴である攻撃を強化できるのも心強い。Rながらの良カードである。最終的には8-048旧LRリュウガと同等の必殺威力を叩き出す。必殺ベスパだけでなく防御相性にも「2」が存在し、7-025LR影の王子などを後衛にすれば、ベスパとはならないが相性が噛み合い、バランス良好の関係となる。必殺威力も押し上げられ、ダブルアタックの発生率も高く、「影のライダーデッキ」とネタ要素も有り。シャバ1弾の龍騎とまるで鏡写りになっているかのように見えるイラストである。 旧弾 第3弾 [部分編集] カードナンバー 3-037 レアリティ SR タイプ 闇 必殺技 Lv1 龍舞斬 2400 - - - - - - ステータス コウゲキ 550 ボウギョ 400 タイリョク 450 スロット 剣 100 剣 90 剣 60 蹴 70 蹴 60 蹴 50 ライダースキル 心の闇 あいてが龍騎のとき ひっさつ+500 相性 体力ベスパ 相性適性(攻0,防1,体3,必1) 解説 初めての登場。なのだが、現在では龍舞斬を鑑賞可能なS5弾Rの存在もあり、ほとんどお役御免な状態。ただし、必殺威力が龍騎指定だがかなり上がるので、CPU戦に龍騎がいるステージがあれば存在を思い出して使ってみてもいいかもしれない…。 第4弾 [部分編集] カードナンバー 4-051 レアリティ R タイプ 闇 必殺技 Lv1 龍舞斬 2000 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 400 タイリョク 500 スロット 剣 90 剣 80 剣 70 蹴 70 蹴 60 蹴 50 ライダースキル 虚像と実像 ゼンエイのとき チームタイリョク+200 相性 ベスパなし 相性適性(攻2,防0,体1,必1) 解説 相性を噛ませて組ますのなら、攻撃と必殺の相性を活かせば良い。しかし、自身の相性ボーナスでも補えない防御が薄すぎて話にならない。ちなみに必殺威力も低すぎる。 第5弾 [部分編集] カードナンバー 5-043 レアリティ N タイプ 闇 必殺技 Lv1 龍舞斬 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 300 タイリョク 400 スロット 剣 90 蹴 80 剣 70 蹴 70 剣 60 蹴 50 ライダースキル ドッペルゲンガー コウエイのとき なかまが龍騎だとチームタイリョク+200 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防2,体1,必0) 解説 後衛スキルのうえ、仲間が龍騎限定で指定。攻撃値も必殺威力も低い。使いにくい 第8弾 [部分編集] カードナンバー 8-048 レアリティ LR タイプ 闇 必殺技 Lv1 ドラゴンライダーキック 2700 - - - - - - ステータス コウゲキ 550 ボウギョ 350 タイリョク 450 スロット 蹴 50 拳 60 拳 60 拳 90 蹴 80 蹴 100 ライダースキル 最悪の敵は己の影 ゼンエイのとき なかまが龍騎だと チームタイリョク-300 コウゲキ・ボウギョ・ひっさつ+200 相性 体力ベスパ 相性適性(攻0,防1,体3,必2) 解説 リュウガ版ドラゴンライダーキック実装と共にLR昇格。スキルは必殺2900に達するとはいえ、後衛に龍騎を指定する上、体力デメリットあり。高レベルの体力ボーナスを獲得するまでは体力ベスパ必須。仮面ライダー龍騎よりも仮面ライダー龍騎サバイブの方が相性がよく、候補に003-019LRと004-030SRの2枚が挙がる。スロットの強弱が上下反転している珍しいカード。 第10弾 [部分編集] カードナンバー 10-041 レアリティ R タイプ 闇 必殺技 Lv1 ドラゴンライダーキック 2200 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 450 タイリョク 500 スロット 蹴 90 蹴 90 拳 60 拳 60 蹴 60 拳 60 ライダースキル 常闇に沈む赤い瞳 ボウギョ-150 コウゲキ+250 相性 ベスパなし 相性適性(攻2,防2,体0,必0) 解説 無条件スキルで仲間のがダウンする代償に攻撃値が上昇。使えない。 003弾 [部分編集] カードナンバー 003-048 レアリティ N タイプ 闇 必殺技 Lv1 ドラゴンライダーキック 2050 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 500 タイリョク 400 スロット 蹴 90 拳 70 蹴 60 蹴 80 拳 50 拳 70 ライダースキル 漆黒のペルソナ あいてが龍騎だと あいてのボウギョ-200 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防1,体0,必2) 解説 敵指定スキル龍騎限定。相手の防御力スキルを活かして溶かしても、攻撃値、必殺威力が低すぎて話にならない。 03 [部分編集] カードナンバー 03-048 レアリティ N タイプ 闇 必殺技 Lv1 ドラゴンライダーキック 2000 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 450 タイリョク 500 スロット 蹴 90 蹴 80 拳 70 蹴 60 拳 60 蹴 60 ライダースキル 黒龍の咆哮 ゼンエイのとき あいてのコウゲキ-150 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防2,体1,必0) 解説 Nカードなのにややバランスが良い。S5-048Rリュウガ登場により化石の存在に。 06 [部分編集] カードナンバー 06-047 レアリティ R タイプ 闇 必殺技 Lv1 ドラゴンライダーキック 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 550 ボウギョ 500 タイリョク 400 スロット 蹴 90 拳 70 蹴 80 拳 60 蹴 70 拳 50 ライダースキル 活動限界突破 コウエイのとき チームタイリョク+200 相性 ベスパなし 相性適性(攻2,防2,体0,必0) 解説 Rながら良カード。後衛スキル限定でなく無条件スキルなら…とおしまれる。カードのイラストは奥にいるドラグブラッカー共々眼が黄色のため、リュウガというよりはDRAGON KNIGHTに登場した仮面ライダーオニキスに見える。 ガンバライドデータ [部分編集] ライダータイプ 闇 武器/アイコン/剣・銃の種類武器なし/拳 ドラグセイバー/剣/中剣 登場作品 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL 備考第2弾EXに先行で登場。 顔、カードデッキ、色以外は仮面ライダー龍騎の流用で済むためか参戦も早かった。